さて、今回のキット制作レビューは、1/20 キラ・ヤマトです。
こちらのキットは、1/100 エールストライクガンダムに付属していたものとなります。
2002年に発売されていたキットなのでもう20年以上経つわけですね。
当時はMGシリーズなどの1/100キットには、1/20サイズのフィギュアがよく付属していましたが、最近では一切なくなりましたね。
ものすごく造形の良いものばかりだったので、付属しなくなってしまったのは残念でなりません。
それでは 「キラ・ヤマト」のフィギュア制作レビューいってみましょう!
1/20 キラ・ヤマトの完成画像
全身8方向画像
顔の8方向画像
フリーショット
1/20 キラ・ヤマトの特徴と魅力
1/100エールストライクガンダムに付属する1/20キラ・ヤマトは、特に付属品はなく、一体成型となっています。
造形の出来に関しては、全く問題ありません。よくできています。
ただ、なぜか右手が胴体にくっついた造形になっています。
塗り分けに神経を使うので、個人的には左手のように胴体から離した造形にしてほしかったと思います。
まあ、それを差し引いても付属品としては思えないほど十分満足できる造形となっています。
1/20 キラ・ヤマトの作成行程
まずは合わせ目消しを丁寧に行いました。
ダイヤモンドヤスリであらかた削ったあと、スポンジヤスリで削って合わせ目を消しました。
軟質素材ですが、何体も作っているとコツがわかってきます。
面倒な作業ではありますが、最初のころに比べるとかなり時短で作業を進めることができていると思います。
合わせ目消しのあとは、境界線の部分を彫りました。
この作業を行わないと塗装のとき、どこまで塗ればいいのかわからなくなるからです。
軟質素材なので、厳密には彫るというよりカッターで切れ込みをいれるという感じでしょうか。
そして塗装は、比較的塗装面の広い服とパンツはエアブラシ塗装、それ以外は筆塗りで塗装しています。
今回は、初めてマスキングにマスキングゾルを使ってみました。
各調色については以下の通りです。
◯エアブラシ塗装
・軍服・・・ホワイト + ブルー + レッドほんの少し
・軍服の模様・・・ブルー + ブラックほんの少し + グリーンほんの少し
・パンツ・・・ホワイト
◯筆塗り
・髪・・・ブラウン + ブラックほんの少し
・襟・・・レッド
・肌・・・フレッシュ
ちなみに、上腕両サイドにあるマークは手書きです。
各ステップで注意すべきポイント、完成後の反省点
一見、塗装はそれほど手間がかからないように感じますが、よくよく見ると、肩や腰の塗り分けが面倒です。
また、前髪と肌の塗り分けもかなり神経を使います。
服やパンツなどの面積の広い部分はエアブラシ塗装で行いますが、私はこれまでマスキングはマスキングテープを使ってきました。
ですが、マスキングテープは切り出しが面倒なので、1/20サイズのフィギュアの場合はそれほど効率がいいとは言えないのでは?という考えに至りました。
そこで、今回は初めてマスキングゾルを使ってみました。テープの切り出しがなく、塗るだけなので楽でした。
ただ、乾くのを待たなければいけないというデメリットもありますが。
それを差し引いてもテープの切り出しよりは楽に感じたので、今後はこの手のスケールのフィギュアにはマスキングゾルを使っていこうかなと考えています。
ですが、今回はパンツのマスキング時、ゾルを剥がすときに塗装も剥がれてしまいました。そのおかげでエアブラシ塗装のやり直しの手間が増えてしまいました。
剥がし方が乱暴だったのかもしれません。
今後は丁寧に剥がすように心がけるようにします。
これにめげずに今後もフィギュア作りをがんばっていきます!
コメント