ガンダムキャラコレ 1/20 カイ・シデン

キット制作レビュー

今回のキット制作レビューは、ガンダムキャラコレシリーズの「カイ・シデン」です。

カイ・シデンは、ガンキャノンのパイロットであるにもかかわらず、フィギュア化には恵まれていないキャラですよね。

2024年現在、わたしが調べた限りでは、一般販売されたカイ・シデンのフィギュアは今回紹介するガンダムキャラコレのみのようです。

まあ、ガンタンクのパイロットであるハヤト・コバヤシのフィギュアが皆無ということを考えれば、まだマシと言えるのかもしれませんね・・・。

ガンダムキャラコレ カイ・シデンの特徴と魅力

ガンダムキャラコレシリーズはとにかく腕が小さくて短いというのは当ブログですでにご紹介しています。

当然カイ・シデンも例外ではありません。

そこで今回も両腕とも肘を曲げている腕パーツを選択しました。

腕を伸ばしているパーツだと小ささと短さが際立ってしまうからです。

また、本キットにはヘルメットパーツが付属しているので、ヘルメットを持たせることもできます。

ただ個人的に思うのは、連邦軍の制服にヘルメットを持たせると、統一性がなく、違和感を感じてしまいます。

パイロットスーツ姿でヘルメットを持っているならバッチリだったんですけどね。

そんなわけで、今回はヘルメットパーツは使用しないことにしました。

一方、全体的な造形はというと、一点気になる箇所があります。

それは口。

顎がしゃくれてるんですよねぇ・・・。

どちらかというとカイ・シデンはしゃくれというより、出っ歯系だと思うんですが・・・。

ちょっと違和感を感じてしまいました。

そのほかの造形に関しては特に文句はなく、やはり1980年代のキットであるにもかかわらず、出来のよいキットと言えるでしょう。

ガンダムキャラコレ カイ・シデンの作成行程

パーツを切り離したあとは、いつもどおりに合わせ目消しを行いました。

固いプラスチックなので、最初は金属の精密ヤスリを使い、その後、スポンジヤスリで600番、800番、1000番の順番に磨いていきました。

合わせ目消しが終了したら、両腕パーツを接着。

このとき、できるだけ違和感なく、自然な感じになるような位置に接着しました。

そしてその後、塗装前の下地としてサーフェイサーを吹き付けます。

塗装については設定画像を参考にし、主に基本色を用いてそれぞれ調合して色を作成。

顔、制服、ブーツはエアブラシで塗装し、それ以外は筆塗りです。

各ステップで注意すべきポイント、完成後の反省点

前述した通り、今回ご紹介のカイ・シデンの顔の造形は顎がしゃくれてしまっています。

なので、顎を少しヤスリで削りました。

プラスチックが硬くて削りにくく、なめらかな表面に仕上げることができませんでした。

そのため、色を塗っても表面は荒れているので、できあがりの顔は少しホラーっぽくなってしまいました。

また、ガンダムキャラコレシリーズは、両足は別パーツになっているものが多いのですが、カイ・シデンに限って言えば、胴体と両足は一体成形です。

なので、内股の合わせ目消しが非常にやりずらく、処理があまくなってしまいました。

合わせ目消しは手作業で行っていますが、今後は電動リューターも併用していこうと思います。

ガンダムキャラコレ カイ・シデンの完成画像とその解説

今回のカイ・シデンの両腕パーツは肘を曲げているものを選択しました。

右手は腰に手を当てていて、左手は手を挙げているものです。

いつも軽いノリのカイ・シデンらしさが出せたのではないかと思っています。

「よぅ!アムロッ!」って感じに。

じつはこの左腕ですが、同じシリーズのブライト・ノアに付属していたものです。

ブライトのキットを見ていたとき、「なんでこんな変なポーズの腕なんだろう?このパーツを選択する人なんているんだろうか?」と疑問に思っていました。

ところが、カイ・シデンの腕をどれにするか迷っていたときに、ふとブライト・ノアに付属していた変な腕を思い出しました。

そして、カイ・シデンに合わせてみたらピッタリ!

という流れでした。

その他、アイペイントを始め細かい塗り分けは、タミヤのエナメル塗料を使用しました。

はみ出しても修正できるのはありがたいです。

時間はかかりましたが、今回も無事に完成させることができ、仕上がりについてもそこそこ納得できるものになってよかったです。

今後の課題は、作業スピードを上げること。

作りたいキットはまだまだたくさんあるので、完成次第、ブログにアップしていきますので、今後ともよろしくお願い致します。

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